先週今週末と、私は別の用事で、
あるセミナーを(運動、ヨガとは全く関係ないもの)受けに行ったのですが、
講師はイギリス人の女性でした。
年齢は40半ば、割と小柄でとっても茶目っ気のある人でニコニコして可愛らしい雰囲気を持っている人でした。
その講師の人柄や指導の仕方などを見ながら私は所々でこう考えていました。
この先生がもしエアロビクスを教えていたら、お客さんがわんさか入るだろうな〜と!
外国人特有のパワーはもともとあると思うのですが、
筋肉がついているとか踊りが上手そうとかでは無くて、
私たち生徒には絶対に負けない、前に出た姿勢!
ここにいる誰よりもそのことについて熟知しているという大きな自信!
それから一人一人の顔色を見ながら、私たち生徒が理解しているのかの確認をよくする。
決して一人で先に突っ走ったりしません。(まさにアイコンタクトですよね)
ゆっくりとペースを上げてゆきます。
講義を聴きにきた生徒は50人ほどいて私は講師から4メートルは離れていましたが、
まるで、私と先生が一対一でワークをしているほどの親近感が感じられました。
ユーモアのセンスもふんだんに見られて、一瞬一瞬が楽しい!!と感じました。
そんな経験をしてきましたが、
この私も同じ指導者の立場であることを考えると、
自分に今足りないものを見つけてきた気がします。
エアロビクスやヨガ、ピラティスのレッスン指導を初めから見直してみようと考えました。
自分の普段のレッスンはこの講師とどこがどう違うか。
私のレッスン指導は、参加者にどれだけ信頼されているだろうか。
私にとっては毎日同じようなレッスン指導でも、
初めての参加者や久しぶりの参加者、いつも楽しみに来てくださる参加者にとって
その1時間は新鮮そのものです。
参加者にとって「先生がいいからやって来る」
「先生とまた会いたい」
と思えることが参加者にとって安心して長くレッスンを続けられる要素だと思うのです。
指導者とはリーダーでなければいけません!と私は思います。(その時間だけの)
参加者の心がつかめれば、集客数も自然に増えるはずですよね。
わたしは今回の講師から見習ったことは、参加者の心をつかむには、
惜しみなく与えることなんだな〜と感じました。
リーダーというものは
引っ張っているだけに見えても、実は何かを与えてくれるものなのだな〜と。
勉強の中身だけでなくさっき書いた「安心」とか「気持ちが前向きになる」とか
こっちのモチベーションが上がっていくような何かを、与えてくれるものなのだなと。
だからこそ、先生を信頼しついてゆくという気持ちになるのですね。
先週と今週末だけ、アニマルセラピーのお勉強に行って、
見習うべき指導者を前に、生徒がついてゆきたくなる感覚をエアロの生徒だった頃以来、
久々に感じてきました。^^
今ではインストラクターとして人の前に立つことの方が多いわたしですが、今こそ
反対の「受ける側に立ってみる」ことも大事だと感じました。
2012・7確認
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